建設・不動産・インテリア業界での
これからの女性の新しい働き方の提唱
MAGENTART
代表
YUMIKO TSURUMI
鶴 身 裕 美 子
幼少期のあなた(子供の頃の夢、どんな性格だったか)
歳の離れた弟がいるので面倒見の良いお姉さんを超えて小さなお母さん的な感じでしょうか。
小学校の頃はよく学級院長や発表会の主役に選ばれていました。
設計士になりたかったけど建築家の父に反対されてました(苦笑)
憧れの、尊敬する女性
数年前に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気で亡くなった親戚の伯母。
いつも着物を着こなし、見た目が美しかっただけではなく、80歳を過ぎても向上心を忘れず常に強気で前向きな考え方に憧れていました。
自分の軸をしっかり持ち、自分の意見をはっきり言う女性。
これまで生きてきた中で彼女ほど芯があり凛とした女性に出会ったことはありません。
10〜20年前の自分に教えてあげたいこと
今持っているその想い、その考えのままでいきなさい。
あなたのモットーは
出来ることからコツコツと。
起業したきっかけ
“ライフステージの変化”
結婚、妊娠、出産、育児。
これまでと同じ働き方が困難になり、自分で自分の理想とする働き方をつくっていきたいと思ったのがきっかけです。
キャリアや仕事を大事にする時に悩んだことは?
“プライベートとの両立”
今は子育てとの両立ですね。中途半端な覚悟では出来ないことを痛感しています。
キャリアや仕事のために払った犠牲は?
犠牲にしたとは思っていませんが、20代の頃は周りの友達が遊んでいる間、その子達の2倍以上働いていました。
私が始発で帰宅しているときに、出勤中の友達に会い「可哀想・・・」と言われて気まずかった記憶があります。
その努力や経験があったから今の自分があるので結果オーライです。
逆境に陥った時のあなたなりの立ち直り方法は?
その分、良いことがあると信じること。
どんな風に自分のモチベーションとうまく付き合っている?
5年後、10年後の未来の自分の理想像を思い描くようにしています。
今はその通過点と考えると、自然と前向きになれます。
あなたにとって幸せとは
自分の大切な人たちが元気で幸せにいてくれること。
あなたの成功って?
5年前、10年前の過去の自分の理想像に今が近い状態のとき。
あなたの自分らしさとは?
自分の理想像に向かって歩むこと。
あなたの強みは?
常に目標を持ち、達成する努力をし続ける精神力。
人生の中で何を一番大切にしている?
自分が楽しく生きられる方法を探し続けること。
人生楽しく生きないと損だと思っています。
仕事以外で夢中なこと
今は子育てですね。
子どもの成長が嬉しくて楽しくて、子どもの笑顔に夢中です。
人生で一番辛かったこと
数年前に尊敬する伯母を筋萎縮性側索硬化症(ALS)という病気で亡くしたこと。
彼女は私にとって伯母であり、憧れであり、何より親友でした。
それをどう乗り越えたか
正直今も彼女を思い出して泣くことがありますが、
彼女の与えてくれた価値観や言葉が常に教訓になっています。
あなたにとってビジネスを始めるということは?
自分が自分らしくいるため。
自分の理想像を追い求める手段。
ビジネスを自分ですることで気づいた教訓は?
全て自分の判断で動き、全て自分で責任を取るということ。
ビジネスを始めるにあたって、一番心に残るアドバイスは誰から?どんな?
“仕事は10年後にも出来るけど、子どもは10年後には生めないよ”
キャリアとライフの間で悩んでいた自分に、同じ悩みを経験した先輩が言ってくれた言葉。
当時はどうしても仕事を優先しがちだった自分でしたが、この言葉をきっかけに初めて出産を意識して自分の人生を設計するようになりました。
そしてこの言葉のおかげで、手遅れになる前に婦人系の持病があることに気づけ、当時自分が優先すべきことが明確になりました。
女性がキャリアかライフを選択しないといけない…そんな考えは大間違いで、キャリアもライフも両立できる方法を考えるようになりました。
※結婚妊娠出産が全ての方にあてはまる幸せのカタチでは無いです。あくまでも私の個人的主観です。
あなたの人生の教訓は?
なるようになる
あなたはどんな性格?
愛情深いが、時に冷酷。
そして、負けず嫌い。
10年後の自分はどうなっている?
子育てと仕事の両立を叶え、今の自分と同じ悩みを持つ女性達をバックアップしている。
あなたはどんな未来や社会を信じるか?
“誰も”が働きやすく認められる社会。
あなたをサポートしてくれている人への感謝の気持ち。
皆さんの大切な人生の時間を私のために使ってくださりありがとうございます。
1人では叶えられない未来も、皆さんと一緒に叶えられると信じています。
これから起業したいと思っている人へのメッセージ
“いつかはこんな未来をつくりたい!”
そんな想いや夢がある人は、その“いつか”が“今”なのかもしれません。
そのタイミングはきっと自分次第のはず。
勇気を出して一歩踏み出した人にだけ新たな道は切り開かれます。
Photography MAMI NAKASHIMA