「女性にITのキャリアを」
IT事務からエンジニアまで
ITテックスクール

株式会社WellsideMeeting
代表取締役

SAYAKA MATSUBARA

松 原 沙 也 加

何かを変えれる、考え方を提唱できる、人であること。

幼少期のあなた(子供の頃の夢、どんな性格だったか)

学校を走り回ることと、授業中構わず本を読むこと、その両極端が好きな女の子でした。私を育ててくれた祖父母が飲食店を営んでおり、普段から大人から接する機会が多かったため、人みしり?はしなくなっていた気がします笑。一方で物分かりがとてもよくなり、30歳になるころまで、年齢よりもずいぶんと上に見られることが多かったです。祖父母は昼夜構わず仕事をしていたので、一人っ子だった私は本を読んで一人時間を楽しむようになりました。幼少期に膨大に読んだ本は今となって自分の力になっているなと感じます。部活のリーダーをしたり、その時から仕切り役をよくしていた気もします。将来の夢はべたにケーキ屋さん。あの頃は王道シンデレラに憧れていました。

憧れの、尊敬する女性

ココ・シャネルさん。この人!という見習っている、憧れている女性自体はあまり思いつかないのですが、あえていうと、ココ・シャネルさんの言葉にいつも助けられています。自分で道を切り拓く女性の姿には強い憧れと尊敬を感じます。子育て頑張っている女性の方をみると、すごいなと思うしどの女性にも素晴らしいところ・尊敬するところがあるな。と思っています。

10〜20年前の自分に教えてあげたいこと

今楽しめることを、全力で楽しんで!!

あなたのモットーは

人に優しく、自分に厳しく
相手のために何ができるのか、そのために今自分が何をするべきなのか、そんなことを日々考えています。

起業したきっかけ

長らく疎遠にしていた実母の死去の判明や祖父母が営んでいた飲食店の閉店など、当たり前の日常は続かないということを気づかされたことと、何かあったときに誰かを守れる力が欲しいと思い、社会人3年目の時に起業しました。元々SEだったため、何かあっても会社員に戻れる手段はあるしな、1年間はとりあえず頑張ってみるか、という軽い気持ちから始まりましたがありがたいことに今まで無事に生きてこれてます。

キャリアや仕事を大事にする時に悩んだことは?

20代の頃、結婚したいって周りの経営者さんにぼやいていたら、「仕事と家庭と子供」3つ取れてうまくやれてる人なんてみたことないよ。結婚したいなら仕事はセーブしないとでしょ。って言われたことは心に闇として刺さりました。結婚した今も家庭と仕事とのバランスは悩みます。ただ悩むからこそどうやりくりするかを考え始めるので、悩むこと自体は悪くないな、なんとかなるっしょ!と前向きにとらえるようにはしています。

キャリアや仕事のために払った犠牲は?

「余白時間」自分の心を休息する時間、何も考えずにリフレッシュする時間はほぼ取らずにひたすら仕事仕事仕事...周りからも仕事人間。と思われていました。"量"を繰り返して"質"になっていくので、必要な犠牲だったとは思います。

逆境に陥った時のあなたなりの立ち直り方法は?

一旦寝る。起きてから、”客観的”に逆境に対してどういう戦い方ができるのかを考えます。

どんな風に自分のモチベーションとうまく付き合っている?

モチベーションが下がっている時はPCフォルダ整理や事務作業など坦々する作業をして自分の頭を無にする。ずっとモチベーションが下がり続けることはないからな、うんうん、まぁ上がってきたくなった上がってきてや、感情さん。と思って他人感覚で感情とそばにいます。

あなたにとって幸せとは

私の周りの大切な人たちが笑っていること、家族と楽しく毎日過ごしていること。

あなたの成功って?

大切な人の笑顔を守れていること、変えたい世界があって、それを変えれる力・影響力

あなたの自分らしさとは?

パソコン?笑 金髪?笑 自分らしさが自分から作り出されるものより人からこういう人だって表現される軸な気がします。責任感。真面目。の軸からは離れられなさそうです。。

あなたの強みは?

パソコンを持たせると処理速度が鬼スピードになること。

人生の中で何を一番大切にしている?

関わってくれている人。死ぬときに囲まれたいなと思うのは仕事ではなくて人だと思うので。

仕事以外で夢中なこと

美味しいご飯。お店の空間も含めて居心地のいい料理屋でご飯をいただくことはいつも夢中です。

今までに人生で一番辛かったこと

意外に今まで辛い、と感じたことはないかもしれません。その時でしんどいな、辞めたいな、予想外だなと思うことはあってもすぎてみれば意味のある出来事のような気がします。

その辛かったことをどう乗り越えたか

ということで、乗り越える、というより意味のある出来事として考えよう、といつも思っています。

あなたにとってビジネスを始めるということは?

主張の答え合わせ。これやったら社会的にいいことなのにな、この商品はみんな使ったほうがいい、いろんな構想はあるけれどもそれを形にしていこうと思うのは覚悟を握りしめた答え合わせの旅、というイメージです。

ビジネスを自分ですることで気づいた教訓は?

よかったことは誰かのおかげ、悪かったことは自分のせい。
変えられるのは人ではなく、自分自身だということ。

ビジネスを始めるにあたって、一番心に残るアドバイスは誰から?どんな?

起業した当時の先輩に、ビジネスとは人のめんどくさいことをどれくらい受けれるかだよ、って教えてもらった言葉は今も心に残っています。
それ以降人のめんどくささを受け取るために自分が何を磨けばいいのか、どういうスキルを手にしたらいいのか、を考えるようになりました

あなたの人生の教訓は?

全ては過程の積み重ね。夢を描くことよりも夢をつくりあげる階段に目を向けること。

あなたはどんな性格?

行動肌。あとはお酒を呑むと陽気になる。

2030年の自分はどうなっている?

何かを変えれる、考え方を提唱できる人であること。

あなたはどんな未来や社会を信じるか?

ジェンダー、立場、生まれも関係なく、各々が作りたい未来のためがに走り、社会を変えれていること。どんな逆境にいる人もみんなで応援して、自信もって前向きに人生を考えることができている社会を。子供たちに希望を見せれる社会であること。

あなたをサポートしてくれている人への感謝の気持ち

まずは会社を支えてくれる人達。それぞれが責任もって仕事に取り組んでくれていること、いつも私が忙しいからって気を遣って色々取り組んでくれていることに嬉しく思っています。いつも甘えてばかりです。そしてやりたいことは応援する、といつも言ってくれる夫にも大感謝です。

これから起業したいと思っている人へのメッセージ

不安はたくさんあるけれども、不安よりも自分が信じたことが正しい、通用する、という強い意志を持ってください。その意思を応援してくれる人がたくさん現れるはずです。

Photography MAMI NAKASHIMA

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