第三の保育の形「見守り」で、
飲食だけでなく保護者の心の
ゆとりを提供する
親子カフェ Laugh Rough Laugh
代表
MIYUKI IIDA
飯 田 美 幸
どんな子供だった？
絵が好きだったのでイラストレーターや漫画家になりたかったように記憶しています。引っ込み思案で友達を作るのも苦労していました。周りの目を気にする小心者タイプでした。人間関係がうまくやれないことで、生づらく感じていることも多々ありました。
憧れの、尊敬する女性
母、アパホテルの元谷芙美子社長。
20年前の自分に教えてあげたいこと
勉強しなさい！青春楽しむのもいいけど！勉強出来るのなんて、今この時だけ。あと少しだよ。クリエイティブ系が希望進路だから、勉強しなくていいもんなんて思ってたら、10年後後悔することになるよー。
10年前の自分に教えてあげたいこと
結婚したところだね。まだまだ若い！小さなことでクヨクヨしないで。大きなことに目を向けてみて。子供を持つのも良いと思う、自分が良いと思う事に全力を注いでいたら、いつもそれが正解。方法はいくらでもある！
あなたのモットーは
突き進め！人生は一度きり！
起業したきっかけ
子供を持ったことがきっかけです。今までも「あったらいいな」と思う事はあっても踏み出せませんでした。でも自分の子供に、色んな生き方を示したいと強く思いました。あとはある意味、子供を産んで子供の影のような存在になったことでこれで人生終わってたまるかと思ったこともありました。
キャリアや仕事を大事にする時に悩んだことは？
子供との時間が減る事には少し悩みます。ですが自分の仕事はイコール人生。仕事だと切り分けるつもりはなく、仕事のアイディアを子供に相談したり、一緒に楽しんでいます。。
キャリアや仕事のために払った犠牲は？
安定した生活でしょうか。。でもそんなものは永遠に続く訳でなし、上がったり下がったりを楽しむ気持ちです。
逆境に陥った時のあなたなりの立ち直り方法は？
好きな事をして頭をからっぽにします。そうするとやりたい事がぽっと浮かんできます。やりたい事を新しく始める時が一番立ち直れます。
どんな風に自分のモチベーションとうまく付き合っている？
私はストイックじゃなくて結構甘いんです。自分自信とうまく付き合っていくために、自分のご機嫌を取ります。全部うまく行かすことが自分は出来ないから（笑）ダメな所もあるけど、良いところを伸ばすためにダメな所を認めちゃいますね・・。
あなたにとって幸せとは
やりたい事がやれていること。家族が笑っていられることです。
あなたの成功って？
これもやりたい事がやれていることです。楽しい人生を送れたら、それで成功かなと！
あなたの自分らしさとは？
とにかく面白い事が好き！テンションが上がる事が好きです。でもコミュニケーションが上手な方ではありません。起業人というと、何か完璧な人のようではありますが、私はでこぼこのある、不器用さが自分らしさです。
あなたの強みは？
ただでは転ばない事です。ネガティブな事が起きたら、どうにか手記にしたりして、お金に換えてやるー！って思います・・。
人生の中で何を一番大切にしている？
「面白い！」を見つける事です。こんなのあったら面白いな～と、不可能な事もたくさん考えます。そうしてアイディアの引き出しを持っておくと、雑談中のふとした時に話のネタになりますし、そこから何かが始まるかもしれないと思っています。
仕事以外で夢中なこと
子供を笑わす事です。ちょっとしたことでも凄く笑ってくれる子供ってほんとに飽きないですよね。
今までに人生で一番辛かったこと。
現在進行形ですがコロナの事かもしれません。でもまだ、こんなもんじゃなく一番辛い事ってあるんだろうなーとは思ってますが・・。
それをどう乗り越えたか
まだ乗り越えたとは言えません（涙）でも苦肉の策で始めた「パンダデリバリー」という、パンダの着ぐるみで遊びをデリバリーするサービスはメディアで大バズり！連日新聞やテレビに取り上げてもらいました。そこからV字回復！！というわけではありませんが、沢山の方に当店を知ってもらえました。他にも、お客様とのコミュニケーションが深く取れるようになったな、応援してもらえることが増えたな、と感じています。コロナ禍の休園・休校に伴う給食が無い時期に、子供たちの栄養を担保しようと始めた栄養士さんが作るお弁当は、沢山の方に支持されました。そのほかにも、コロナ用に対策していることはコロナが開けても使える事ばかりなので、サービスの幅が広がりました。
あなたにとってビジネスを始めるということは？
意外と簡単に出来ること！です。始めるまではハードルが高いと思いますが、始めてしまえば、諦めない限りビジネスは続きます。諦めたら試合終了なだけで、自分は何も変わらないはずです。
ビジネスを自分ですることで気づいた教訓は？
誰も責任を取ってくれないのだから、反対されてもそれって意味ないんですよね。自分がしたいことをしたいようにやるのが一番だとは思います。ただ突き進みすぎると人間関係に関わる事もあるので、一緒に働いてくれるメンバーには小さなことでも相談して、一緒い作り上げていく！という動きを作るようにしています。
ビジネスを始めるにあたって、一番心に残るアドバイスは誰から？どんな？
一介のフリーランスのデザイナーだったころは、ほぼ経費が掛からない仕事だったので、お店を作る時の莫大な初期投資はとても怖かったです。家族である夫も相当怖がっていましたが、ある日「家を建てる事考えたら、店（や、ビジネス）が３個くらい出来るじゃん。じゃあそっちのほうが面白いか」って言ったんです。最高にクレイジーな考えで嬉しかったです。
あなたの人生の教訓は？
後悔するぐらいなら、やった方がいい。自分の人生に誰も責任取ってくれないんだから。
あなたはどんな性格？
本当は小さなことを気にするタイプで、根にも持ちますし、暗いですし、正直性格悪いよな！と思っています。でも出てくるアウトプットは、なぜか明るいものばかりなんですよね・・。
2025年（大阪万博の年）の自分はどうなっている？
もう40ですけども、落ち着きたくないです！進化を続けて、周りをビックリさせたいです！
あなたはどんな未来や社会を信じるか？
起業がしやすくなっている昨今なので、それがもう当たり前になっているのではないかと思います。ステレオタイプな人物が無くなり、女性であっても、母であっても、高齢であっても子供であっても。仕事＝人生を楽しめるようになっていると思います。お金は仮想通貨、スマート決済がさらに進み、ある意味ゲームの通貨のような、軽く取引されるようになるのではないかと思います。悪い面もあるでしょうが、預金というより使って増やすようになり、お金の流れはスムーズになると思います。プチ起業、というよりマクロ起業、小さなことでのお小遣い稼ぎが活発になり、個としてのアピール力がますます重要になると思います。そうなると個々のクリエイティブ力が格段に上がるのだろうなと思います。工夫次第で何にでもなれる、だからこれからの子供たちには、自由な人生を楽しんでほしいです。
あなたをサポートしてくれている人への感謝の気持ち。
感謝しても感謝しきれません。結果を出すことで感謝に報いる気持ちです。
これから起業したいと思っている人へのメッセージ
起業って言うと大ごとのように思うかもしれないのですが、自分で商売を始めたらそれはもう起業だと思います！個人はこれからはもっと、原始的な世の中にある意味回帰していくのではないかと思います。生活していったり、人生を楽しんだりするために、自分が持っているスキルや時間を細分化して売ること。例えば、かさじぞうのお爺さんって、いつも傘を作っている傘職人じゃなくて、お正月を越すために手持ちの藁とかで急遽傘を作ったんじゃないかと思います。仕事ってそれでいいんじゃないかなと。自分が出来る事を最大限アウトプットしていくことが、仕事につながります。難しく考えないで、まずはアウトプットしてみて、SNSなどで発表してみると良いと思います！
Photography KOHEI SOEDA
