LED関西第9回ファイナリストの西岡幸子さんは、STEM分野でのジェンダーギャップを解消することでAWESOME（オーサム 「圧倒的な」）なイノベーションを届けていくことをミッションとする「Awesome！」の代表として今年の4月より事業化に向けた活動をスタートさせました。

西岡さんのもとには関西地方を中心に20名以上の理系女性が集い、高校生から50代、9つの異業種経験者からなるネットワークが形成されています。

そして立ち上げから4ヶ月が過ぎた2023年8月20日、AWESOME初の対面キックオフイベントとなる「関西リケジョmeetup in 茶屋町MBSスタジオツアー＆交流会」が開催されました。

このイベントは、LED関西を通して西岡さんと出会ったサポーター企業である株式会社毎日放送（MBS）の全面協力のもとおこなわれました。

イベント開催のための会場や控室の提供のみならず、イベントのメインコンテンツであるスタジオツアーもMBSの協力により実現。また、イベントの告知においても大手メディアならではのアドバイスがおこなわれました。

こうした手厚いサポートもあり当日は理科好きな女子小学生から理系女子高校生・大学生、そして各業界で活躍するSTEMキャリア女性とその家族など27名が駆けつけ、おおいに交流を深めました。

イベント参加者からは「進路に悩んだ時どうすればいいかのアドバイスが勉強になった」「新しい出会いの場として、母親目線や学生目線など知ることが出来たのはとても面白かった」「様々な理系の先輩女性の話を聞いたことで、自分の中で感じていたモヤモヤが晴れたことに加えて、結婚・出産に対してポジティブに考えられるようになった」など、多くのポジティブな声があがりました。

MBS担当者の大西氏からは「最近のニュースで、海外と比べて理系女子が少ないことが日本の国力低下に影響しているということを知り、その部分に取り組まれている西岡さんの事業を応援できればとサポーター賞をお渡しさせていただいた」「リケジョが世の中のスタンダードになることを祈念しております」とのコメントをいただきました。

西岡　幸子