"リケジョの力で未来を変える"
~スキル可視化から生まれる
新たな接点とイノベーション~

Awesome!(オーサム!)
代表

SACHIKO NISHIOKA

西 岡 幸 子

いかなる経験や接点もビズネスに直結するということ。伝え続けることの大切さ。

幼少期のあなた(子供の頃の夢、どんな性格だったか)

シャイなんだけど人とおしゃべりが大好き、そして何事に対しても一生懸命ながんばり屋さんでした。これは今でも変わりません。

憧れの、尊敬する女性

株式会社マザーネットの創業者である上田理恵子さんです。第一子の育休中に受講した育休復帰セミナーで講師としてお会いした時にその人柄に魅せられ、仕事と育児の両立の壁にぶつかったときにはマザーネットさんのシッター&家事代行のサービスに助けられ、起業の際には相談に乗ってもらい、今でも私にとって大切な方です。私もこんな存在になりたいと思ってます。

10〜20年前の自分に教えてあげたいこと

「自信をもって大丈夫!持っている一生懸命さや謙虚さはそのままに、もっとしたたかにずる賢くなってごらん」と伝えたいです。

あなたのモットーは

やらないで後悔よりやって後悔

起業したきっかけ

2019年に会社員を卒業し、キャリアシフトした際の大きな後悔がきっかけです。P&G在職時に「互いの強みを活かした人材・組織開発」と「理系職種の女性の持続的な支援」に課題を感じながら、具体的なアクションを取ることができませんでした。会社を離れ、この二つの問題は、どの企業でも抱えている課題であることを痛感し、外側にいる私だからこそ、この部分に横断的に関わりたいと思ったことが大きな理由です。

キャリアや仕事を大事にする時に悩んだことは?

日々悩んでいます。昔は「悩んでいること=ネガティブ」と感じていましたが、今は「悩んでいること=成長している証拠」と捉えています。きっと人生の最後まで、日々悩みながら自分のキャリアと向き合っていくのかなと思っています。

キャリアや仕事のために払った犠牲は?

子どもを持ってからは、仕事と家庭と自分の3つの間でのバランスを取ることが難しく、どこかに小さな犠牲を払いながら歩んできたと思いますが、同時にそれがあったから自分が本当に大切にしたいものを見つけることができたと思っています。そこからの教訓の一つとして、過度な犠牲とならないよう、何か決めるときには、「直感に耳を傾ける」「自分の意思で選択する」ことを大切にしています。

逆境に陥った時のあなたなりの立ち直り方法は?

目の前の火事を消すことにフォーカスする。周りに助けてと伝える。立ち止まってみる。これらは、P&G時代にお世話になった上司から教わり、今でも大切にしています。

どんな風に自分のモチベーションとうまく付き合っている?

頑張ることを頑張りすぎない。頑張りすぎたと思ったら、大好きな温泉でリフレッシュする、家族との時間を楽しむ、おいしいものを食べることでリチャージしています。

あなたにとって幸せとは

笑顔と挑戦。私が関わる人たちが笑顔で何かに挑戦し、結果や成果を手にすることに携われた時が一番幸せです。

あなたの成功って?

幸せな人(=笑顔で挑戦し、結果を手にする人)を一人でも増やすこと。

あなたの自分らしさとは?

大切な家族や仲間と共に時間を過ごし、自分が笑顔でいられること。

あなたの強みは?

情熱と責任感

人生の中で何を一番大切にしている?

家族は大前提として、その上で挑戦し続けるマインドを大切にしています。

仕事以外で夢中なこと

家族と過ごす時間です。毎日就寝前に交わす子供たちとの何気ない会話や、家族旅行の時間は何よりも優先して確保するようにしています。

今までに人生で一番辛かったこと。

息子が小学校に入学するのと同じくして主人が異動となり、また父親の体調悪化でいつも助けてもらっていた母親の支援も得られず、まだ娘も3歳と手がかかる中、私も重度の貧血を患い、仕事と家庭のバランスも体と心のバランスも完全に崩壊してしまったこと。いろいろと事前に準備はしていたものの、うまく回らず日々自分を責め、子供たちを叱り、自己嫌悪で泣いていたことしか覚えていません。

↑をどう乗り越えたか

上司にありのままに相談し、目の前のことを一つ一つ解決していきました。特例的に時短勤務を利用し、業務量を減らしてもらい、シッター&家事代行サービスも利用し、病院で貧血の治療に専念していく中で、数か月かけて心身共に少しずつ取り戻すことができました。伝えることと周りを頼ることの大切さを痛感する機会となりました。

あなたにとってビジネスを始めるということは?

自分が実現したい世の中にするための手段の一つだと思っています。

ビジネスを自分ですることで気づいた教訓は?

「誠実」「謙虚」「信頼」の大切さ、人とのご縁のありがたさ、いかなる経験や接点もビジネスに直結するということ、伝え続けることの大切さ

ビジネスを始めるにあたって、一番心に残るアドバイスは誰から?どんな?

尊敬している上田さんから言われた「本当に手にしたい時には、両手でしっかりと掴むことができるように、決めて絶つこと(=決断)が重要」「何も始めていないのに、何か失うリスクってあるの?」という言葉。今でも、考えすぎて動けなくなってしまったときなどに参考にしている大切な言葉です。

あなたの人生の教訓は?

自分が実現したい未来のためには、まず今できることにフォーカスすることと小さくてもひとつづつ積み重ねていくこと。これがないと、いつまでたってもほしい未来は手にすることができないと思っています。

あなたはどんな性格?

努力家。優しくて明るいけど、批判的に物事を捉えています。

2025年(大阪万博の年)の自分はどうなっている?

思いを共にする仲間が増え、事業を通して理系女性たちの可視化が広がり、自分も彼女たちもリケジョのロールモデルの一人として認識される存在になっていたいです。

あなたはどんな未来や社会を信じるか?

「自分ならできる」「私たちならできる」という気持ちを持つ人が増える未来。そして、そんな人達を応援する社会。その一助を担っていきたいと思っています。

あなたをサポートしてくれている人への感謝の気持ち。

私の中で抱えていた思いが今、事業としてスタートラインに立つことができたのは皆さんのおかげです。本当に感謝しています。日々、悩みながら少しずつ前に進むことができているのは、本当に支えてくれる皆さんのおかげだと思っています。目指す未来に向けて、皆さんと共にひとつずつカタチにしていきたいです。

これから起業したいと思っている人へのメッセージ

思いがあるなら小さくても挑戦してみてほしいです。挑戦したことで得られるものは「成功」か「成長」だけだと思っています。アクションに移すことで分かること、見えるものが必ずあります。ぜひとも、チャレンジしてみてほしいです。応援しています。

Photography MAMI NAKASHIMA

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