5万円で起業、
50名以上のママ雇用を生んだ
抱っこひも収納カバールカコ
株式会社 ルカコ
代表取締役
SHINOBU SENDA
仙 田 忍
どんな子供だった?
マイペースで独自の世界観
撮影場所にここを選んだ理由
ばあちゃんの家がある直島にて。子供の頃、みんなが海で遊んでいても、自分は一人で本を読んでいました。今は空き家になってしまったばあちゃんの家の壁に仲間と一緒にアートを施してみたら、直島の観光スポットに。
憧れの、尊敬する女性
オードリーヘップバーン
生涯を通じて信念を持っていること。 美的感性。
10〜20年前の自分に教えてあげたいこと
あなたは幸せだよ
でももっと幸せになれるよ
あなたのモットーは
何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること。
起業したきっかけ
自分が困った事を解決し、誰か同じように困っている人をほんの少し幸せにしたい。
キャリアや仕事を大事にする時に悩んだことは?
ありません。キャリアや仕事よりも大切なものがあります。
キャリアや仕事のために払った犠牲は?
ありません。
キャリア、仕事と思ったことがそもそもないのかもしれません。
逆境に陥った時のあなたなりの立ち直り方法は?
ブッダの言葉。
自分の人生の苦楽は
全て自分に責任があるんだよ。
あなたの怒り、
あなたの虚しさ、
あなたの嫉妬、
あなたの喪失感は
他への執着や、他への期待が
犯人なのだよ。
多くはそれを悟らず、
己が犯人であることを見ない。
真の幸せとは
欲する物を得るでなく
望むところに行くでなく
必要とされること
どんな風に自分のモチベーションとうまく付き合っている?
好きなことを後悔しないように今楽しむこと。
あなたにとって幸せとは
すでにあるもの。感じるもの。
あなたの成功って?
人生にとって成功も失敗もない。すべては人と比べたり人の評価と比べる事が成功の基準になりえるすでにこの世に生まれてこられた事、健康であること。すでに成功でしかない。
あなたの自分らしさとは?
マイペース。自分の感性を信じすぐに行動すること。人を巻き込み一緒に楽しむこと。
あなたの強みは?
マイペース。すべては感性で生きている
人生の中で何を一番大切にしている?
自分が楽しめているか、わくわくしているか。自分が幸せでなければ人を幸せにはできない。
感性と感謝とご縁
(ローマの休日の共演者)アラバマ物語の主役グレゴリー・ペックに原作者は父の形見の時計を友情の証として贈った映画の中でもアカデミー賞授賞式の日も時計を身に着けていた。彼は後にオスカー俳優であることよりも、時計の持ち主である方がずっと誇らしいと語った。
無名のオードリーヘップバーンに対して、当時有名だったペックと同等のクレジット表記を要求「後で恥をかく。彼女は初めての主演でアカデミー賞を手にするぞ」と主張その感性と覚悟とセンス。人の意見ではなく自分の感性で動ける覚悟オードリーヘップバーンは『ローマの休日』出演での最大の宝物は共演者グレゴリー・ペックとの終生の友情だと語っている"
仕事以外で夢中なこと
本を読むこと。人の人生のストーリーを聞くこと。信頼する人と語り合うこと。
人生で一番辛かったこと
自分が幸せだと気がつけなかったとき。
それをどう乗り越えたか
幸せはそこにあることに気がついた。その小さなことに気がつき感謝できたこと。
あなたにとってビジネスを始めるということは?
困りごと解決。ないものを考え創り育て誰かを少し幸せにする。
ビジネスを自分ですることで気づいた教訓は?
他人の発言を鵜呑みにせず自分の感性で行動する。相手に愛情を持って接すれば相手も愛情を持って答えてくれる。人の意見は1つの提案として判断材料にはする。後悔しないように自分で考え判断し行動する。自分がまず幸せであること。そして目の前の人をほんの少し幸せにできる求められる事業であること。
ビジネスを始めるにあたって、一番心に残るアドバイスは誰から?どんな?
ファミリアの会社の方から「私たちのブランドも最初は小さなママの縫製とアイデアから生まれたのよ」今もなお継続されている素晴らしい会社も最初のストーリーがあり、私にできることがあるかもしれないと思えた。コシノヒロコさんに「子供の育児に関わる時間が減って後悔したことは?」の質問に「私は世界中を回ってきたし、好きなことをさせてもらっている。他のお母さんとは違うかもしれないけれど、美について誰よりもこだわった。私の人生。今、子どもたちは『お母さんかっこいい』と言ってくれている。
それが答えじゃない?」当時80歳のコシノヒロコさんという一人の女性の言葉は、当時の私の迷いを一蹴し、これでいいんだと思えました。自分の人生は子どもの為でも誰かの為でもない、と。
あなたはどんな未来や社会を信じるか?
未来の為に今を生きる。信じるのではなく今できる小さな行動をする。
あなたをサポートしてくれている人への感謝の気持ち。
私ができる限りの事をあなたが必要な時に。
これから起業したいと思っている人へのメッセージ
本当に困っていますか?誰かを助けたいですか?幸せにしたいですか?誰も味方になってくれないことがあっても信念をもって覚悟をもって必死に行動する勇気がなければ起業をする必要はありません。
起業よりも継続することの方が難しい。それでもまずはやってみて失敗する。それが経験になり宝になったと感じます。
Photography KEISUKE TSUJIMOTO